「キラキラネーム」が話題になる昨今ですが、競馬界にも珍名馬といって面白い名前の馬がいます。しかし、中にはそんな馬から本当に「名馬」が生まれてくることもあります。そんな日本と海外の珍名馬の実績を比較していきましょう。
まず、日本の珍名馬として世界的な名馬になった馬に「ジャスタウェイ」がいます。アニメ「銀魂」の脚本家である馬主の大和屋暁氏が「銀魂」に登場するキャラクター名から名づけました。ジャスタウェイはセレクトセールのハーツクライ産駒でも低評価でしたが、ドバイDFを制したことで世界最高レーティングを獲得し、世界の競馬ファンから注目されました。
しかし海外にもジャスタウェイに負けないくらい実績を残した珍名馬がいます。「potoooooooo(ポテイトーズ)」という馬で、由来はジャガイモです。これには面白いエピソードが残っています。ある日、厩務員が美味しいものを食べたが、それを知らず、聞くと「ポテト」であることが分かります。しかし、綴りが分からなかったため「potoooooooo」と厩舎に書きつけておいたところ、たまたま馬主がそれを見て、面白かったので正式な馬名として採用されました。そんなポテイトーズですが、数々の名馬を残して競馬界の発展に貢献しました。