海外競馬の主要レースに日本は入っていません
海外競馬の主要レースには、残念ながら日本は入ってはいません。一応日本は競馬のパート1に分類され、トップクラスの国として世界から認知され、ジャパンカップという国際G1レースが開催されています。しかしジャパンカップには、最近世界のトップホースは参加してくれません。
なぜなら日本の馬場は特殊で異様に軽く、スピードが求められるからです。一方ヨーロッパの馬場は重く、あまりスピードは要求されません。ですから日本馬には勝てる可能性が低いとばれてしまったため、トップホースは参戦しないのです。
その代わり今は香港が、アジアでの主要レース開催国として認知されています。日本よりも馬場が重く、検疫も日本よりも緩めだと言われています。アメリカのように一日でG1レースを何レースも行うなど、世界的競馬イベントとしても大成功を収めています。日本からも春や秋の国内のG1レースに見向きもせず、香港を目指す馬もたくさんいます。ジャパンカップは、優勝賞金を3億円までアップさせても海外からは見向きもされません。真の競馬の国際化とは何かを考える時期に来ているのです。
海外競馬に賭けるならブックメーカーのオッズをチェック
海外競馬に賭ける場合、ブックメーカーのオッズをチェックするようにしてください。ブックメーカーは還元率が高いので同じレースでもオッズが高い場合が多々あります。これは海外競馬に限ったことではなく、日本国内のレースでも、JRAよりもブックメーカーのオッズの方が有利な傾向があります。
ブックメーカーはインターネットで賭けるので、JRAなどのように維持費がなく、人件費も少ないので高オッズを提供できるのです。ブックメーカーの始め方はとても簡単です。パソコンかスマホさえあれ、いつでも好きな場所で賭けることが可能です。凱旋門やドバイなど海外の主要レースでは、ブックメーカーで賭けている日本人ユーザーは多数います。
ブックメーカー 海外競馬の事なら、下記のサイトがとても参考になるので読んでみてください。
出典: http://www.keibafansportsbookmaker.net/
海外競馬にランキングは存在するのか
海外競馬には、ランキングに相当する指標が存在します。競馬はサラブレッドが走るブラッドスポーツであるため、それぞれの国に対してランクを付けるようなことはしません。あくまでもサラブレッド単体に対してランク付けを行って、それをだれでも閲覧することができるようになっています。このランキングには、日本のサラブレッドも含まれていますので、参考にする人はとても多いです。
では、どのようにしてこうしたサラブレッドのランク付けが行われるのでしょうか。実は、それぞれのレースやサラブレッドには、レースやサラブレッドを格付けするための指標としてレーティングというものが与えられます。
例えば、近年で最も高いレーティング与えられているレースは凱旋門賞というレースであり、つまりこのレースに勝てば世界で最も強いサラブレッドであるという評価を貰いやすくなっているわけです。海外競馬では、レーティングを基準にハンデを付けますので、このランキングはとても重要になります。
日本馬の海外競馬での重賞挑戦の歴史
日本の競走馬による遠征は、1909年にロシアで行われた日露大競馬会が最初と言われています。本格的な遠征は1958年、当時の日本最強馬で日本ダービー、天皇賞、有馬記念を勝っていたハクチカラによるアメリカ遠征です。一般戦でも苦戦し続けましたが、とうとう11戦目のワシントンバースデーハンデキャップで、日本馬による海外初勝利を重賞制覇で成し遂げます。
その後、ワシントン国際への招待により、1962年から80年まで当時の日本の一級馬が参戦するも、スピードシンボリの5着が最高でした。天皇賞、宝塚記念と有馬記念を2回勝ったスピードシンボリほどの馬でさえ勝つどころか勝負にもならない状況でした。
それからも日本馬の海外挑戦は続けられましたが、世界の厚い壁は越える事はできません。しかし、それまでの経験や日本馬の質が上がったこともあり、1995年にフジヤマケンザンによる実にハクチカラ以来36年ぶりの海外重賞制覇が、香港国際カップの勝利によりなされます。1998年にはシーキングザパールがモーリス・ド・ゲスト賞で日本調教馬による初の欧州G1競走制覇を果たすなど、その後の日本馬の覚醒と活躍は目覚ましく、日本馬の海外G1制覇も珍しいことでなくなりました。
凱旋門賞の制覇も夢ではなくなった今の日本競馬の状況に至るには、先人たちの夢に賭けた絶え間ぬ努力があったことは忘れてはいけません。
JRAよりもオッズの高いブックメーカー
ブックメーカーで提示されるオッズは平均してJRAよりも高い傾向にありますが、なぜそうなるかというとそれぞれの仕組みの違いにあります。
JRAは売上から25パーセントを手数料として引いた後に残りの金額を払い戻すのに対して、ブックメーカーは独自に各馬券の勝率を考慮してオッズを提示することになります。
そして、JRAは独占で馬券を販売するのに対してブックメーカーは複数の同業者がいるのでライバルに勝つためには、少しでも高配当を狙えるようにしなければなりません。
わざわざ当たったときの払戻が少ない場所から買う人はいませんから、利用者はより有利な場所から馬券を購入しようとします。
このような仕組みになっていることから競争が生まれることになり、ブックメーカーはJRAよりも有利に勝負をすることができるようになっているのです。
ただし、あくまでも平均しての話であることとブックメーカーでは賭けた時点でのオッズで勝負をするという仕組みであるため、場合によっては逆転をすることがあるので馬券を購入するときには比較をしながらどちらで買うかを決めることが大切です。
同じ馬券を購入するのであれば、少しでも有利になる場所を選んで購入をしましょう。
ジョッキーになるためのルート
競馬界で騎手として活躍するには、まず「中央競馬」と「地方競馬」という2つの異なる競馬の世界を理解することが重要です。
日本の競馬には、日本中央競馬会(JRA)が運営する中央競馬と、各地方自治体によって運営される地方競馬が存在します。この2つはルールや開催場所、レースの規模などが異なり、騎手としての活動やキャリアパスにも影響を与えます。
中央競馬は、全国的に注目される大規模なレースが多く、賞金や知名度も高いため、騎手として多くの人々に知られるチャンスが広がります。
主に東京競馬場、中山競馬場、京都競馬場、阪神競馬場などの大規模な競馬場で開催されており、メディアでの露出も多いことから、競馬ファンの関心も高く、人気や評価を得やすい環境といえます。
その一方で、中央競馬の騎手になるための競争は非常に激しく、毎年多くの志望者が挑戦し、厳しい選考や訓練を経て狭き門をくぐらなければなりません。
そして、JRAは独占で馬券を販売するのに対してブックメーカーは複数の同業者がいるのでライバルに勝つためには、少しでも高配当を狙えるようにしなければなりません。
わざわざ当たったときの払戻が少ない場所から買う人はいませんから、利用者はより有利な場所から馬券を購入しようとします。
一方、地方競馬は、地域のコミュニティに密着した形で運営され、北海道、南関東、東海などの地域別にレースが行われます。
地方競馬の騎手は、地元のファンや関係者との交流も多く、地域での評価を得やすいという特性があります。
さらに、中央競馬と比べると騎手になりやすい側面があるため、地方競馬を通じて騎手としてのキャリアをスタートさせ、経験を積んでから中央競馬へのステップアップを目指すという道も考えられます。
騎手への道を本格的に進めるためには、「競馬学校」に入学することが求められます。日本には、JRAが運営する唯一の騎手養成機関として「JRA競馬学校」があり、騎手になるための知識や技術を徹底的に学ぶことができます。
競馬学校への入学は競争率が非常に高く、入学試験には筆記試験、体力測定、面接、身体検査が含まれており、特に身長や体重に関する基準が厳しく設定されています。
競馬は体重管理が重要な競技であるため、受験者の体型や適性も慎重に判断されます。 競馬学校の教育課程は3年間で、騎手として必要な馬術や騎乗技術だけでなく、競馬に関する幅広い知識も学びます。
1年次は基礎体力の養成や基本的な馬術の訓練が中心で、特に体幹やバランス力を強化するためのトレーニングが行われます。 2年次には本格的な騎乗訓練が始まり、馬に対する感覚を磨きながらスピードのあるレースに対応できる技術を習得します。 3年次には模擬レースを通じて実践力を養い、レース中の戦略や対応力を高めていきます。
競馬学校での生活は厳格な規律が求められ、限られた環境での集中した学習と訓練が続きますが、この厳しいプロセスを経ることで、一人前の騎手としての土台が築かれます。